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治療方針

ぎっくり腰

 ドイツではギックリ腰のことを『魔女の一撃』と言うそうですが、病名で言うと「急性腰痛症」になります。もっとも最近では医師の先生もギックリ腰と呼ぶほどこの呼び名が一般化しています。鍼灸治療が得意とする病気の一つです。

1.どんな病気?


 ギックリ腰は最近ではハードに肉体を使う仕事よりもむしろ長時間のデスクワークや車の運転、厨房に入る職種で起こりやすく、座りっぱなし、立ちっぱなしで同じ姿勢でいることにより、腰に長時間ストレスがかかることが発症の原因といえます。
 
 また、当院の患者さんの5人に1人が数日以内に徹夜をしている、連日激務をこなしていたなど『過労』も見逃せないポイントです。
 
 少し痛んで前兆だと思ったら、お酒は禁物、入浴もシャワーに切り替えましょう。お酒と入浴に気をつかうことは早期完治のためには大切なポイントです。

 ここでは椎間板ヘルニアなど、骨に異常のある場合をのぞいて説明します。
一般的によく耳にする、靴下がはけない、寝返りが困難、寝た状態から起き上がれない、などの症状が出る背部の激痛を少し幅広くぎっくり腰として説明してみます。

@腰椎周囲の筋肉・靱帯の捻挫によるもの。
 靴下が履けない、歩くときに足が前に出ない、寝返り困難などの症状がある場合、大腰筋という腰の奥にある筋肉を傷めたと考えてよいでしょう。これがもっとも典型的なぎっくり腰です。
 
 ※ 北京堂の浅野周先生がギックリ腰は大腰筋の痙攣であるという説明をHPでされています。浅野先生の画期的なご研究は私も治療の参考にさせていただいております。

A腰仙関節捻挫。
 腰椎の一番下と仙骨が連結する部分ですが、プロ野球の選手が空振りした瞬間に打席でうずくまるのは、この関節の捻挫が考えられます。これも腰そのものよりもやや下側が痛みます。

B仙腸関節捻挫(いわゆる骨盤のゆがみを含む)。

 仙腸関節とは、骨盤を構成するゾウの耳のような左右の腸骨と、真ん中にある(俗に尾てい骨と呼ばれている)逆三角形の仙骨との間を連結する関節のことです。整形外科的には仙腸関節はあまり動かないことになっているので、病院でこう診断されることはありませんがカイロや整体の先生に言われることが多いと思います。 
この場合、腰よりもお尻に近い部分が痛みます。激痛を起こす直前まで痛みを感じないことが多いのも特徴です。

2.当院の治療法


ぎっくり腰の治療の基本は
 
 @ 脊柱起立筋など(腰の浅層部分の筋肉)の治療
 A 大腰筋と多裂筋(腰の深層部分の筋肉)の治療
 B 華佗夾脊穴(脊椎のすぐ近くのツボ)の治療

 上記の3つが基本となりますが、お尻や脚などにも痛みがあるときにはその治療を加えます。(くわしくは坐骨神経痛のページを参照してください)

 原因となる筋肉だけでなく、あまりの激痛で腰周囲の筋肉が全体に緊張している場合も多く、カッピング(吸玉)による治療を併用すると即効性があります。
早く鍼灸治療を受けることも大切ですが、短期間に痛みがなくなっても一度は病院でレントゲンやMRIによる画像診断を受けたほうが安心です。

3.ぎっくり腰が重症化するケース


 平成21年以降、ぎっくり腰が重症化し、完治までに時間がかかるケースが当院で数例ありましたので、その特長をご報告いたします。

 本来ぎっくり腰は、病院での検査で特に異常がなければ年齢に関わらず数回の適切な治療で完治するのですが、完治するまでに2週間以上かかるケースがありました。
それらの患者さんにみられる傾向としては、

 @ 年齢は35歳以上
 A 初めてひどいぎっくり腰を起こした。
 B 発症してから、鍼灸治療を開始するまでに日数がかかっている。
 C 最近、体重が増えた。またはもともと肥満傾向がある。

 上記の@〜Cまでのうち、3つ以上当てはまる場合には注意が必要です。

 また、テーピングをしながら競技スポーツを無理して継続し、痛みが引かなくなった場合なども十分な休養がとれないと回復が遅れます。

関鍼灸院

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